- Duolingo English Testの情報少なすぎ。
- Duolingo English Testのテスト対策って何をしたらいいの?
そうなんですよね。まだまだ認知度が低くて、特に日本語での情報はかなり少ないDuolingo English Test。
今日は私がオススメするDuolingo English Test対策をご紹介します!
この記事ではこのようなことが分かります。
- Duolingo English Testの内容を知る方法
- スピーキング対策に使えるオンライン英会話教材
- ライティング対策に使えるオンライン添削サービス
- リスニング対策に使えるYouTubeチャンネル
- リーディング対策に使えるオンライン英会話教材
これでDuolingo English Test に向けて計画的に学習できます。
Duolingo English Testの対策について
Duolingo English Testでは、今までの英語テストのような、テスト対策のための単語の暗記やテスト直前の長時間勉強は推奨していません。
Duolingo English Test公式のガイドによると、テスト直前に長時間の勉強をしたとしてもスコアはあがらず、本当に英語力があがった時にスコアが上がるように設計されているとのこと。
どうやったら英語力が上がるか分からないから、その指標として英語テストを使ってるんじゃい!
という方のために、ここからは、Duolingo English Testを受ける上での準備や勉強方法についてご紹介します。
Duolingo English Test について知る
いきなりテスト勉強をはじめる前に、まずはDuolingo English Testの内容を把握することをおすすめします。
どんな風にテストが進んでいくのか、どんな問題が出されるのか知っておくと勉強しやすいです。
どんな内容の問題が出るか分かることで、テスト中に慣れない問題を見て焦って能力を発揮できない、ということを防ぐことができます。
Duolingo English Testについて知るには、この3つの方法があります。
- 公式のWalkthrough 動画を見る
- 公式のガイドを読む
- 公式のガイドについている練習問題を解く
- 公式の練習テストをやる
公式のWalkthrough 動画を見る
このDuolingo English Test公式の動画を見ると、どんなテストなのかがざっくり分かります。
5分ほどの動画なのでさくっと確認できますよ。
本番テスト時の、「セットアップ」「実際のテスト」「テスト結果の送信」まで動画でサンプルを見ることができます。
Duolingo English Testの全体像をつかむことができるので、まずはこの動画を見てみることをオススメします。
公式のガイドを読んで練習問題をとく
Duolingo English Testに無料登録すると、公式のガイド「OFFICIAL GUIDE」を読むことができるようになります。
このガイドにはそれぞれの設問の内容やコツ、操作方法が書かれていて、最後には練習問題があります。
説明はすべて英語で書かれているので、このガイドを読むだけでもリーディングの練習にもなります。
これを全て読んだ後はDuolingo English Testについてかなり把握できた状態になるので、「Duolingo English Testって何がなんだかわからない」という不安はいっさいなくなります。
あとは自分の英語力を上げることに集中できます。
私の場合はリーディングの勉強がてらやっていたので、分からない単語が出てきたらWeblioで調べて、発音を聞いて、声に出す、まで行いました。
なので、時間は結構かかりました。
時間はかかりますがテスト内容について頭が整理できます。
あと、読み切ったという達成感があります!
公式の練習テストを好きなだけやる
OFFICIAL GUIDEを読む時間がなかったり、大量の文字を読むのが辛いという方は、Duolingo English Testの公式サイトの中にあるオンラインの「練習テスト」だけでもやってみるのを強くオススメします。
これもDuolingo English Testに無料登録するだけで受けることができます。
本番テストは1時間ありますが、「練習テスト」は45分で、試験監督者はいない状態での練習になります。
本番テストと同じ操作で解答していくので、操作方法の確認もできます。
テストが終わると予測スコアが出ます。
が、結構広い範囲で出るので予想スコアはそんなに参考にはならないかも。
また、OFFICIAL GUIDEによると、本番テストほど予想スコアは正確ではないとのこと。
ちなみに、私の予想スコアは90-120で、その後本番テストを受けたらスコアは95でした。
予想スコアの一番下のスコアを目安にして、勉強に励んだ方ががんばれるかも。
また、練習テストには本番テストでの問題の全種類は出ないようです。
先ほども練習テストをして確かめてみたところ、やはり問題は全種類出ませんでした。(2022年4月現在)
とくにスピーキングについての問題「Speak About the Photo」「Read, Then Speak」「Listen, Then Speak」が練習問題には含まれていないようでした。
それでも、その他の問題は実際の解き方で解けるので練習問題は必須です。
それでは、次の項目からは「スピーキング」「ライティング」「リスニング」「リーディング」それぞれの対策についてご紹介します。
スピーキング対策
Duolingoの公式ガイドが推奨しているスピーキングの練習方法はこちらです。
- 英語でひとり言を言う
- 映画などを英語で見ている時に聞こえたものを声に出してリピートする
- 検索して発音を調べる
上記の方法は一人でできるし、気軽にできるので良い練習方法ですね!
私はそれ以外にも、誰かと英会話をして英会話力をアップさせたいので、英会話レッスンも受けています。
私はオンライン英会話をよく利用しているのですが、なにしろDulingo English Testはまだまだ浸透してないので、どこのオンライン英会話もDuolingo English Test用の教材やレッスンの用意がありません。
講師に直接Duolingo English Testについて説明して、指導をお願いするのもありだと思いますが、頼みづらいこともあると思うので
すでに存在しているオンライン英会話の教材の中でDuoingo English Testのスピーキング対策に使えるものをご紹介します!
Duolingo English Test のスピーキング対策に使えるオンライン英会話
オンライン英会話を選ぶ際に気をつけたことは
- ネイティブ講師のレッスンが受けれること
- Duolingo English Testに出てくる問題と同じようなが練習できること
Duolingo English Testのリスニング問題はネイティブの発音のようなので、英会話レッスンを受けるときはネイティブ講師が在籍しているスクールを選ぶべきだと思います。
本番テストでもアジアとかインドっぽいアクセントは聞いたことがないです。
念の為、Duolingo English Testにも問い合わせたのですが、そのヘルプデスクの人が言うには、アクセントはアメリカ英語と決めている訳ではないそうで、「どのアクセントも出てくる可能性がある」との返答でした。
ただ、アクセントについては「OFFICIAL GUIDE」に記載されていないので、まだグレーなところなのかもしれません。
私の耳では本番テストも練習テストもアメリカ英語に聞こえます。
スピーキングをたくさん練習したいので、話す量が比較的少なくなってしまうグループレッスンよりも、講師とのマンツーマンでのレッスンが良いです。
また、講師の方には間違った英語があったら正してくもらうように要望を出すことをオススメします。
間違った文法や単語を使ったカタコトの英語でも意思疎通はできてしまうので、これに甘えてしまうとずっと今の英語レベルから抜け出せません。
Duolingo English Testのスピーキング対策ができるオンライン英会話と教材はこちらです。
- DMM英会話の「写真描写」「IELTSスピーキング対策」
- ネイティブキャンプの「英検二次試験対策」
- Camblyの「IELTS Speaking Part2」
毎日か毎週末にレッスンを受けたいならDMM英会話
ほぼ毎日レッスンが受けれる時間とやる気があるならDMM英会話がオススメです。
他のオンライン英会話と比べてコスパが良く、教材が使いやすいからです。
ネイティブ講師のレッスンが毎日25分のレッスンが受けれるDMM英会話の「プラスネイティブプラン」は月に19,880円(税込)。
毎日レッスンを受けたとすると、1レッスンあたり約641円。
毎月8レッスンだと月に12,980円(税込)。(1レッスン25分)
1レッスンあたり約1,623円。
レッスン教材の中に「写真描写」と「IELTSスピーキング対策」があるので、Duolingo English Testの「Write About the Photo」「Speak About the Photo」「Read, Then Speak」「Speaking Sample」の練習ができます。
とにかくたくさん話したいならネイティブキャンプ
できるだけ多くのレッスンを受けたい方は、ネイティブキャンプがオススメ。
DMM英会話と同じく、毎日レッスンにも関わらず1ヶ月の料金が格安です。
基本プランである「プレミアムプラン」月6,480円(税込)に「ネイティブ受け放題オプション」月9,800円(税込)をプラスして、合計で16,280円(税込)。
「今すぐレッスン」という、すでに待機している先生となら24時間回数無制限でレッスンが受けれます。
ただ、予約する場合、予約ごとコインを使う(お金がかかる)ことになるので、お気に入りの先生をいつも予約しようとすると、どんどん高くなっていきます。
教材に「英検二次試験対策コース」があるので、DETの「Speak About the Photo」「Read, Then Speak」の練習ができます。
毎日レッスンが厳しければCambly(キャンブリー)
毎日レッスンはできないけど、週に何日かはレッスンを受けたい方は、Cambly(キャンブリー)がオススメ。
1レッスンあたりの料金は「DMM英会話」「ネイティブキャンプ」と比べて割高になりますが、キャンブリー(Cambly)は自分のペースに合わせた料金プランを利用できるところが最大のメリットです。
「週に何分」という形で支払いをして、都合に合わせて分数を分割してレッスンを受けることができます。
例えば、週に90分のレッスンを受ける場合は1ヶ月17,290円。
週に60分の場合は1ヶ月11,590円。
週に30分の場合は1ヶ月6,490円。
キャンブリー(Cambly)には「IELTS Speaking Part2」という教材があるので、Duolingo English Testの「Read, Then Speak」対策にぴったりです。
ライティング対策
Duolingoの公式ガイドが推奨しているライティングの練習方法はこちらです。
- 買い物リストやTo Do Listを英語で書く
- スマホやパソコンの設定を英語にする
- Duolingo イベントで友達を作る
- 英語のグループ(SNSなどの)に参加
上記の方法で日常生活の中で英語のアウトプットをしていきながら、もっと効率的に勉強するために添削サービスを使うのも一つの手だと思います。
アウトプットをしても、自分の書く英語が合っているのか間違っているのか分からないままだと不安はどうしても残ってしまいます。
そこで、私のおすすめの英語添削サービスは「英語添削アイディー」です。
Duolingo English Test のライティング対策に使えるオンライン添削サービス
「英語添削アイディー」にはいろんな種類の課題があり、特に「写真描写課題」と「持ち込み英文」がDuolingo English Test対策にぴったりでした。
「写真描写課題」は、ライティング用の写真が用意されているので、「Write About the Photo」と「Speak About the Photo」の練習ができます。
「持ち込み英文添削」では自由に英文を書いてそれを添削してもらうことができるので、「Read, Then Speak」と「Speaking Sample」の解答を提出すれば、それを添削してくれます。
私は、解答を提出する時の講師宛のメッセージにDuolingo English Testの問題を書いて、その解答を添削してもらっています。
英語添削アイディーについての詳細は以下の記事にまとめましたので、ご覧ください。
>> 「英語添削アイディー」をレビュー【ライティング対策】
タイピングの練習
Duolingo English Testでは、パソコンで解答を入力していくので、英語の入力に慣れていないと想像しているよりもかなり打ちにくいし、入力が遅くなります。
英語の入力に慣れていない場合は、英語でのタイピングの練習をしておくと安心です。
私が最近見つけたお気に入りのタイピングスピードテストをご紹介します。
LiveChatはチャットボットの会社なのですが、その会社のWebサイトの中に「TYPING SPEED TEST」があります。
毎回単語も変わるのでいい練習になります。
文字の先頭をクリックしてカーソルを合わせたら、入力し始めます。
入力を始めると同時にタイマーが作動します。
間違えると取り消し線と同時に文字色が青になります。
こうなると、どの文字を押しても先に進めないのでスペースを押して先に進みます。
1分間の終わると結果がでます!
私はこの時は50WPMでした。(1分間で50単語。)
平均で38-40WPMらしいので、まあまあという感じでしょうか。
What Is the Average Typing Speed?
The average person types between 38 and 40 words per minute (WPM).
引用:LiveChat
目安としてですが、50WPMの私は、Duolingo English Testをする上ではタイピングには困っていない状態です。
何を書こうか考えるスピードの方がタイピングよりもはるかに遅い感じです。
リスニング対策
Duolingoの公式ガイドが推奨しているリスニングの練習方法はこちらです。
- 英語で音楽を聴く
- 英語で映画や番組を見る
- 英語のアプリやポッドキャストを見つける
リスニングの練習は楽しくできそう!
上記以外におすすめのリスニング対策はLuke先生のYouTubeチャンネルです。
Duolingo English Test のリスニング対策に使えるYouTubeチャンネル
Teacher Luke – Duolingo English Test
このチャンネルでは、Duolingo English Testのみを扱っている数少ないチャンネルで、問題のサンプルを解答付きで公開してくれていたり、最新情報についても詳しく解説しています。
リスニング対策だけではなく、Duolingo English Testの勉強はこのYouTubeチャンネルだけでいいと言えるくらい、ベストな動画です。
ただ、全て英語で話されているので、英語中級以上向けかと思います。
が、自動字幕をONにすれば字幕が見れるので、読むのに時間はかかるかもしれませんが、初心者の方にも役に立つと思います。
リーディング対策
Duolingoの公式ガイドが推奨しているリーディングの練習方法はこちらです。
- 英語でブログを読んだりSNSをフォローする
- 英語でニュースや記事を読む
- 英語で本を読む
リーディングは、とにかく読むことが大事ですね。
ただ自分の興味のないことだとどうしても続かないので、SNSにしろ、ニュースや洋書にしろ興味のあることを読むことをオススメします。
Duolingo English Test のリーディング対策に使えるオンライン英会話教材
特に読みたいものがない方に向けて、無料で読めるオンライン英会話教材をご紹介します。
- JAPANTODAY
- DMM英会話のデイリーニュース
「JAPANTODAY」で日本での出来事を英語で読む
JAPANTODAYでは世界のニュースも読むことができますが、日本のできごとや文化について英語で読むことができ、しかもそれに対するコメントまで見れるのが魅力です。
もともと知っている出来事なら英語でも読みやすいし、日本のことを英語で説明するのって結構難しいのでとても参考になります。
DMM英会話の「デイリーニュース」
DMM英会話の「デイリーニュース」もかなりオススメです。
これは、会員でなくてもどなたでも無料で閲覧することができます。
長すぎず短すぎない文章量で、いろんなカテゴリーの中から好きな記事を読むことができます。
しかも、このデイリーニュースはレッスン教材としても用意されているので、主要な単語がリストアップされていたり、日本語に翻訳された記事を見て何が書かれているのか確認することができます。
記事の最後には、その記事に関連した質問が用意されているので、自分がどのくらい記事を理解しているか確認することができます。
記事は毎日更新されていて、「Intermediate(中級)」から「Advanced(上級)」までの英語レベルの記事を見ることができます。
まとめ
今日はDuolingo English Test対策についてご紹介しました。
まずは、テストについて知るには、「Walkthrough動画」「OFFICIAL GUIDE」「練習テスト」を使う。
スピーキング対策には、「DMM英会話の写真描写」「CAMBLYの試験対策コース」「ネイティブキャンプ」が使える。
ライティング対策には、「英語添削アイディーの写真描写と持ち込み英文添削」がオススメ。
リスニング対策には、YouTubeチャンネル「Teacher Luke – Duolingo English Test」が利用できる。
リーディング対策には、「JAPANTODAY」、「DMM英会話のデイリーニュース」がオススメ。
Duolingo English Testを受ける予定の方は、ぜひお試しください♪