- Duolingo English Testのスコアってどんなの?
- TOEFLやIELTSに換算できる?
慣れていないテストだと「あなたのスコアは◯◯です!」と言われても、それがどの程度なのか分かりずらいですよね。
今日は
- Duolingo English Testのスコアの読み方
- 他の英語テスト(TOEFLとIELTS)とのスコア換算
についてご紹介していきたいと思います!
有名な英語テストへのスコア換算ができれば安心ですね。
Duolingo English Testのスコアレポートの読み方
スコアレポートの見本であればDuolingo English Testの公式サイトで見ることができます。
こんな感じ。
レポートの上部に自分の写真と名前、そしてテストを受けた日が記載されています。
(表示される写真は、テスト当日にパソコンのカメラで撮ったもの。)
スコアは「総合スコア」と「サブスコア」に分かれていて
- 「総合スコア」は、統括的な解説
- 「サブスコア」は、特定の分野の習熟度
について記載されています。
Duolingo English Testの「サブスコア(Subscore)」とは?
Duolingo English Testのサブスコアは、この4つの能力が定義されています。
- Literacy – 読んで書く能力
- Comprehension – 聞いて読む能力
- Conversation – 話して聞く能力
- Production – 書いて話す能力
一般的な英語テストでは「リーディング」「ライティング」「スピーキング」「リスニング」の4つですが
Duolingo English Testは、実際にはこれらのスキルはバラバラではなく同時に複数のスキルを使う必要があると考えているので、この4つの能力に分かれています。
Literacy – 読んで書く能力
「Literacy」は、「リーディング」と「ライティング」の能力。
学校だと宿題したり、職場だとメールを書いたりに必要なスキルです。
Comprehension – 聞いて読む能力
「Comprehension」は、「リスニング」と「リーディング」の能力。
授業やセミナーの参加などに必要なスキルです。
Conversation – 話して聞く能力
「Conversation」は、「スピーキング」と「リスニング」の能力。
友人や同僚・上司などと話すのに必要なスキルです。
Production – 書いて話す能力
「Production」は、「ライティング」と「スピーキング」の能力。
プレゼンテーションなどに必要なスキルです。
各問題に対応しているサブスコア(Subscore)
Duolingo English Test には
- 13種類の質問タイプ
があります。
そして、それぞれの問題ごとにどのサブスコアに対応しているのかについて、下記の一覧表にまとめました。
問題名 | Literacy | Comprehension | Conversation | Production |
1 : Read and Select | ○ | ○ | ||
2 : Fill in the Blanks | ○ | ○ | ||
3 : Interactive Writing | ○ | ○ | ||
4 : Read and Complete | ○ | ○ | ||
5 : Listen and Type | ○ | ○ | ||
6 : Read Aloud | ○ | ○ | ||
7 : Write About the Photo | ○ | ○ | ||
8 : Speak About the Photo | ○ | ○ | ||
9 : Read, Then Speak | ○ | ○ | ||
10 : Listen, Then Speak | ○ | ○ | ||
11 : Interactive Reading | ○ | ○ | ||
12:Interactive Listening | ○ | ○ | ||
13 : Writing Sample | ○ | ○ | ||
14 : Speaking Sample | ○ | ○ |
スコアレポートには「Literacy」「Comprehension」「Conversation」「Production」それぞれの点数が出るので自分の強いとこや弱いところがはっきりと出てきます。
私は「Production」が極端に点数が低いので、読んだり聞いたりよりも、書いたり話したりが苦手ということが分かります。
わたしは、「Write About the Photo」と「Speak About the Photo」が苦手なので写真描写を集中して勉強中です!
2024年7月1日から「Speaking」「Writing」「Reading」「Listening」のスコアも算出されるようになります。
この4技能のスコアのほうが自分の弱点や強みがよりわかりやすくなりますね!
各スキル別のおすすめの勉強方法についてはこちらの記事にまとめました。
>> Duolingo English Testのテスト対策おすすめ【オンライン英語テスト】
他の英語テストとの比較
他の英語テストとの換算については、Duolingo English Testの公式サイトに比較表が公開されているのでそちらを参考にしていきます。
「TOEFL」「IELTS」「CEFR」との比較表があり、自分のDuolingo English Testのスコア照らし合わせると、換算できるようになっています。
「解説」の欄では、「初級」「中級」「中上級」「上級」の4つに分類された大まかな説明文を読むことができます。(←2022年8月現在には、この分類はなくなってます。)
2022年8月に気づいたのですが、どうやらその頃に比較表がアップデートされていました。
ちょっと厳しめになっていて、たとえばDuolingo English Testで95点の場合、それまではIELTSに換算すると6.0でしたが、今は5.5相当ということになっています。
今月からかな?
— リンゴ@英語りんご| Duolingo English Testのスコアアップを目指す (@yakiringo02) August 4, 2022
Duolingo English Testのスコア比較表が少し厳しくなった🙄
たとえば、DETで95点だった場合
前まではIELTS 6.0相当でしたが
今はIELTS 5.5相当になりました。
むむむ、、、 pic.twitter.com/PIxwK907aw
また、残念ながら「TOEIC」の比較表はないです。(2024年6月現在)
日本では「TOEIC」がかなり浸透してるので、「TOEIC」の比較表があれば、助かるんですけどね。
「TOEIC」に換算したい場合は、いったん「TOEFL」か「IELTS」に換算して、それをどなたかがネット上などに作ってくれているTOEICとの比較表を見てみるしかなさそうです。
Duolingo English Testが日本に浸透してくれば、他の英語テストに換算しなくてもよくなるかな?
まとめ
今日はDuolingo English Testのスコアレポートの読み方について解説しました。
スコアは、統括的な解説の「総合スコア」と、特定の分野の習熟度がわかる「サブスコア」に分かれている。
「サブスコア」は、この4つの技能に分類されている。
- Literacy
- Comprehension
- Conversation
- Production
各問題には対応するサブスコアがあるので、スコアレポートから自分の苦手な部分を把握したら、対応する問題を重点的に練習することができる。
2024年7月1日から「Speaking」「Writing」「Reading」「Listening」のスコアも算出されるようになる。
「TOEFL」「IELTS」「CEFR」のスコアとの比較表が公式サイトに公開されているので、自分のスコアがどのくらいの位置にいるか分からない場合は、比較表を参考にできる。
スコアレポートで自分の得意分野・苦手分野を把握して、英語学習に役立てましょう!